ラノベ感想:やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく2
2021年9月にKindle Unlimitedで最初の1巻を読み、2巻、3巻がUnlimitedに入ったので読もうと思いつつ、早くも2022年末。11月〜12月の新刊を片付けて間が開いたので、ようやく手をつけました。軽い話なので一気に読んだら半日掛からず。気楽に読めるのはよいですね。正直、1巻の話をほぼほぼ忘れてますけど。
あらすじ
小雪に告白したものの保留状態、でも察してしまうのでほぼ付き合っているような中途半端な状態。しかし、そんな関係もまたよいものと満喫する直哉。ある日食堂でどこかに誘いたいらしいのを察して話を振ってみるが、その行き先は嬉し恥ずかしのプールだった…。
探偵?
主人公の直哉は色々あって他人の様子を見るだけで思っていることを察してしまう「やたらの察しのいい」少年。作中、トランプの札をあてているのは察しがいいとかいうレベルではないような気もしますけど。一方の小雪は幼い頃の友人関係の失敗から他人との距離の取り方が分からず、きついことを言って煙たがれるところから「毒舌の白雪姫」と呼ばれる存在。そんな二人が出会って小雪が変わり始めたのが1巻目。
今巻は前巻ラストで告白した続きから。相変わらずの小雪の照れ隠しもすべて察してしまう直哉だが、小雪の方も少しづつ変化を見せ始めます。プールデートや直哉の風邪の見舞い、幼馴染の妹という強力なライバルの登場、そして、小雪の今を決定づけた事件の話など、さまざまなイベントの中、少しづつ絆を深める二人。いや、青春ですね。
ところどころ、名探偵ばりの直哉の観察力が入ることで、いかにもラノベな展開も自然に「まあ、そうだよな」と誘導される感じ。ラノベを読んでいるので、ラノベならここでこうくるだろうな、というのラノベ文脈はなんとなく読んでればわかってしまいます。が、それを直哉が「観察力」で察して示してくれるので、うんうん、そうだよね、と。
夕菜とエリスの件も、その後、小雪自身が同じシチュエーションに遭遇することになるなど、丁寧に話を作っている印象がします。
現在、6巻まで出ているようで、現在3巻までがUnlimited対象になってます。コミカライズも2巻まで出ているよう。続けて3巻も読む予定ですが、4巻以降はどうしようか。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません