ラノベ感想:りゅうおうのおしごと!15.5

読書,ライトノベル,りゅうおうのおしごと,将棋,白鳥士郎

14巻ラストで八一の元を離れたあいが、決意を固めて15巻に至るまでの物語。(とりあえず)電子版のみ提供のスペシャル版です。

あらすじ

大阪での内弟子生活と訣別し、八一のものを離れたあいはいったん東京に進出した雛鶴に戻る。そこで東京での対局に挑むが惨めな結果に終わる。家に戻ったあいは母親と対面することになるが…。

決意と未練に訣別する15.5巻

書籍のタイトルとしては15巻の後なので15.5巻ですが、話的には14と15の間なので14.5巻になります。15巻でも東京でのあいが描かれますが、その少し前、まだ山刀伐の元に身を寄せる前の話が改めて電子版オンリーで出てきました。もっとも、今後、紙の書籍にも収録される可能性はあるのかと思います。と言うか、多分収録されるでしょう。

あいを中心とした番外編ですので、別に無理に読む必要がないのですが、大阪を離れて東京に着いた頃のあいはまだ未練を抱えていたことが伺えます。そして、一門ではなく家族に支えられて改めて道を踏み出す決意を固めたことも。そういう点では、電子版に抵抗がなければ是非読んでほしいものになっています。

なお、電子版なのでページ数で言えませが、本当にすぐに読み終わります。電子のみなのにISBNもついています。

公式サイト

公式サイトはなぜか古いままのようです。他のシリーズはちゃんとしているし、15.5巻のページもあるのに、シリーズ公式が古いままなのはなぜなのでしょう?