「蜘蛛ですが、なにか?」が24話が延期ですが、なにか?
いよいよ、最終回かと思ったら非常に既視感の漂う始まりだったアニメ「蜘蛛ですが、なにか?」。よくよく確認すると22話と23話をまとめて再放送の上、24話については「おってお知らせ」状態。あと1回で本当に終わるのかとか疑問はありますが、さて、24話はいつ放送されるのでしょう?
ネットで酷評記事が出ているが、そこまで酷いとは思わなかったですが、なにか?
一体どうしたのだろうと思ってネットを調べてみると、何やら色々とだめだったらしい。で、さらに以下のような記事を見つけましたが、そこまでひどかったかな?
自分の「蜘蛛ですが、なにか?」歴は基本はコミック版です。Web連載されていたものを追いかけていました。知らなかったのですが、コミック版は勇者パートをあえて削っているため、アニメ版の勇者パートは当初わけがわかりませんでした。断続的に出てくる蜘蛛パートと勇者パートの登場人物たちはどちらもクラスメイトの転生者であることは分かりましたけど、あまり説明はなかったですからね。
上の記事でも触れている「時系列のずれ」についても当初は知りませんでした。特に説明はなかったので、まあ、同時期なんだろうと漠然と考えていました。
そんなわけで、途中まで割と勇者パートは単なる学園ものっぽい感じで「これは何?ハードな蜘蛛子さんとの対比でゆるい転生者たちの生活を出しているの?」と思ってました。実際、ネットでざっと見た限りでは、小説版の勇者パートについては賛否両論というか、割と否定意見が多いようです。
ただ、勇者にやたらと突っかかる噛ませ犬君(ひどい言い方だ)が暴走して急に陰謀渦巻く世界に突入し出してからは、俄然、勇者パートも面白くなってきました。
話を上の批判?記事に戻すと、そこまで言うほどひどいものとは思ってなかったのは確かです。と言うか、単に話題作のネットの噂を拾い集めてまとめた記事のようで、書いてる方はアニメ版を見てないのかな?と感じました。そう言うスタンスにしているのかもしれませんが、ネット上のネガティブな意見はあるものの、自分がどう思うという記述はなさそうに感じます。
時系列による混乱
時系列が前後することで混乱していると言うのは確かです。が、途中からそこは気づくと思うのですが。
しかし時系列が特殊な構成となっているため、物語を理解できないという視聴者が続出。ネット上では《時系列バラバラでわけわからんときあるし人間パートつまらなすぎるしどうするの》《時系列がワンピースよりも複雑すぎて理解が追い付かぬ…》《蜘蛛パートは面白いのに勇者パートが全然面白く感じない。時系列がごちゃごちゃしすぎだし説明不足も有るのかな》などと不満の声が飛び交っていた。
基本的に話は蜘蛛子さんと勇者の2つしかないし、それぞれの時間軸は過去から未来へと一方通行なので、正直そんなに複雑な時系列の構成とは感じません。まあ、2つのストーリーがなんの前触れも無く切り替わるので、その辺は不親切には思います。
まあ、それを面白いと思えるか、そうでないかは楽しめるか楽しめないかの分水嶺になるかもしれません。
一方、明らかに分かりにくいのは「時間差」です。ただ、そこは出来不出来はあるとしても、元々そういう狙いであるので。
その時間差についてもヒントがないわけではありません。先代勇者の蜘蛛の糸のマフラーとか。もっとも魔王の「昔は竜と戦った」というモノローグから、蜘蛛子=魔王と勘違いしたこともありましたけど。
それについては、魔王本来の記憶なのか、蜘蛛子の精神攻撃で同調した記憶によるものなのかはコミックとアニメでは判断つきませんが。
また、勇者パートについて面白いという声があるのも事実です。皆が皆、勇者パートが面白くないと言ってるわけではありません。自分の場合、コミックは読んでいましたが、コミックには勇者パートはありません。その上で、後半は勇者パートも面白く感じていました。
作画崩壊というが気にしませんが、なにか?
いや、伝説の作画崩壊を知っていれば、正直、言われるまで作画崩壊とか思ってませんでした。そんなに酷いかなとか今でも思ってます。ヤシガニとかと比べたら、ねぇ。
その一方で、同作は作画についても激しい議論を呼んできた。「私」サイドが魅力的なアニメーションとなっているのと比べて、人間サイドは作画に違和感のあるシーンが多かったからだ。
さらに2クール目の終盤では、作品全体の作画レベルも低下。これまで熱心に作品を追っていたファンからも、厳しい意見が目立つようになってしまった。
逆に今の3D技術とか持ってすれば、現場がひどいことになってもある程度拾えるということなのでしょうか?
トリプル役満?そんなに酷いと思ってませんが、なにか?
挙げ句の果てにこんなことまで書かれてしまいました。まあ、ネットから拾っているようなので、そういう声があるのは事実なのでしょう。
あまりにも踏んだり蹴ったりな仕打ちに、ファンからは《作画もダメ、ストーリーもダメ、オマケに落とすとは。原作が好きだっただけに、この作品のアニメの出来にはガッカリです》《最後まで持たずに万策尽きたー! 原作者さん、ほんとご愁傷様です…》《最近作画酷かったけど放送延期かよ…》と落胆する声が続出している。
自分は原作(小説版)は読んでいないため、読むと同様に憤慨するのかもしれませんが、現時点で読んでないので共感できなかったりします。
まあ、結果的に落としてしまい、放送の目処がついていないようなのは残念です。が、ストーリーがダメとは思ってないし、作画についても蜘蛛子さんのバトルを動く絵で見られたことだけで満足です。ま、色々端折りすぎではあるので、じっくりとリメイクしてもらえるとありがたいかもしれませんが。所詮、円盤を買わない人間の言うことですから、聞き流してもらってかまいません。
どちらにしろ、どういう感想をもつかは個々人の問題なので、否定する人を説得するつもりも諭すつもりもないです。ただ、面白いと思っている人もいるんだよ、と。
なんて言ってると、あれを面白いと思えるなんて頭おかしい的なことを言う人が出てくるのですよね(と言うか、見かけました)。
それについて、最近、朝ドラの「おかえりモネ」で鈴木京香さんが代弁してくれました。
「正しくて明るくて、ポジティブで前向きであることが、魅力にならない世界なんて…クソです!」
※別に自分の意見が正しくて、それを否定する意見がおかしいと言う話ではないです。あなたにとってはつまらなかったことは否定しないし、それを持って理解できないのはどうかみたいなことを言うつもりはないですが、他人の楽しむ気持ちを否定するなと。
とりあえず、原作読もうかなと思いますが、なにか?
そんなわけで、24話も気になりますが、気づかないうちに放送されてしまって見落としそうです。
また、アニメ版にしろコミック版にしろ、色々端折られているのは分かったので、ちょっと原作を読んでみようかなと思い始めています。ただ、それなりに巻数が多いので今まで及び腰でした。でも、色々気になるのも確かなので、合間見て読んでみようかと思い始めています。
なんにせよ、24話を忘れずに放送してください。
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