ラノベ感想:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました3
Kindle Unlimited活用月間(自称)ということで、2巻を読んだので、引き続きUnlimitedで3巻も読んでみました。2021/12現在、3巻までUnlimited対象です。
あらすじ
ある朝起きると、娘(スライムの精霊)がスライムになっていた。前代未聞の事態にアズサも家族も大混乱。魔族の範疇ということでベルゼブブを呼び出すと、魔王の城下に賢いスライム「賢スラ」が居るとのこと。早速、向かったアズサたちだったが…。
その他、河原でBBQしたり、偽高原の魔女が現れたり、アンデッドも出てきたり、本気で温泉卓球したりと今日もドタバタだけどゆるふわでほんわか暖かい物語の第3弾。
働き過ぎ、ダメ、絶対
主人公であるアズサは前世では20代で過労死で亡くなった(職業不明)元OLですが、時々その手のネタが出てきます。でもまあ、あずさもそうですが、その渦中にあるときには全然気づかないというか、気づく余裕がないと言うか。後になって振り返ららないと分からないのです。
残業の悲痛さと言えば「ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」はかなり直接的に表に出てきます。あちらの著者はかなり残業経験があるようですが、こちらの著者も同様なのでしょうか。あちらほど露骨な表現はないですが、程々に仕事して程々にスローライフを送りたい、という気持ちは溢れているように感じます。そこの辺りで癒しを感じてしまうのかもしれません。
そうは言っても、生きていくためには無理をしなければならないこともあるし、現実の世界ではのんびりとスライムを倒し続けても決してあんなゆるふわな生活は送れないというのが、理想と現実の乖離でしょうか。世の中生きづらいですね。
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